【クラッスラ】銀揃え 特徴と育て方【多肉植物】

2022/09/14

クラッスラ 多肉植物 多肉植物-たにく図鑑

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【クラッスラ】銀揃え(ギンゾロエ) 特徴と育て方【多肉植物】





多肉植物が好きで育てています
育てた経験でわかったことや調べた情報を「たにく図鑑」としてまとめてみました




◆基本情報

種類、属名:多肉植物 ベンケイソウ科 クラッスラ属
別名、近い仲間:銀揃え 銀箭 銀箋 ギンセン

成長時期:春秋型
耐寒性 :強い
耐暑性 :夏の直射日光OK
原産地 :南アフリカ
花   :赤色の花
紅葉  :赤くなる
休眠  :夏冬

特徴

銀ぞろえは細くとがった葉っぱに白い繊毛が生えているのが特徴の植物です
上方向に伸びていき幹もしっかりしているので倒れずに成長します

葉っぱに繊毛が生えており触るとざらざらした感触です

夏の日差しにも比較的強いので、多肉植物の失敗にありがちな高温多湿で弱ってしまう心配は少ないと思います
寒くなるとだんだんと紅葉し赤くなっていきます





紅葉した銀ぞろえ




◆育て方

場所

日当たりが良く風通しの良い場所が最適です
高温多湿に弱いため、梅雨の季節は雨の当たらない所へ置いてください

夏場は高温になるため植木鉢をコンクリートの上に直接置かないように注意しましょう
寒さには強いため凍らない程度であれば、外に置いて雪や霜にあたっても大丈夫です




水やり

多肉植物は葉っぱに水分を蓄えることができるため乾燥に強い植物です
水やりは控えて乾燥気味に育てることが上手く育てるポイント
水やりが多いと徒長しやすく見た目が悪くなってしまいます

「春秋型」の多肉植物です季節によって水やりの頻度を変更しましょう
春秋:日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう
夏 :夏は休眠期のため水やりを控えましょう
   月に数回程度が目安ですよ(梅雨時期は特に注意)
   水を上げる場合は蒸れてしまうため夕方など涼しくなってからあげましょう
冬 :水やりを控えましょう、月に数回程度が目安です

用土

市販されている多肉植物用の土がおすすめですが、観葉植物用の土でも問題ありません
できるだけ水はけがよいものがおすすめです
軽石を混ぜると水はけがいいです

肥料

肥料を与えなくても問題なく成長します
成長を早めたいときは薄めた液体肥料を葉っぱにかからないよう注意し与えて下さい

病気、害虫

春から秋にかけて、アブラムシやカイガラムシが発生することがあるので注意してください
風通しが悪いとカビが発生する可能性があります

銀ぞろえはさび病にかかりやすいです
さび病とは葉っぱが茶色っぽく鉄がさびた色のようになってしまう現象でです
多湿の環境や風通しが悪いと発生してしまいます
一度さび病にかかり茶色くなってしまうと治らないため、見た目が悪いと感じたらカットしましょう

植え替え

植え替えに最適な季節は春と秋です
根の生育が早いため1年に1回程度植え替えましょう
根が増えすぎると鉢の中で根が詰まり水を吸収しにくくなってしまいます

増やし方

挿し木でどんどん増やすことができます
茎に見える箇所を途中でカットし土に植えると成長します
水は根が出る1週間くらいは控えましょう
差し葉は難しいですが可能です

◆まとめ

今回は銀ぞろえの特徴と育て方を紹介しました
葉っぱにある繊毛が銀色に輝くのが特徴の多肉植物です

細くとがっている葉っぱはとてもクールな印象ですね

とても強い植物なので失敗することも少なく初心者でも育てやすいと思います
他の多肉植物とは葉っぱの形状が違うので、寄せ植え等にも存在感がありおすすめです
私も寄せ植えに銀ぞろえを使用していますがいつも重宝しています

冬には紅葉を楽しめ一年を通して楽しめる多肉植物ですよ

葉っぱが素敵な銀ぞろえ
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