【観葉植物】ベンジャミン シタシオン 特徴と育て方【ベンジャミン図鑑】

2021/09/10

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 【観葉植物】ベンジャミン シタシオン 特徴と育て方【ベンジャミン図鑑】




観葉植物の王道ベンジャミン
美しい葉っぱが素敵ですね!

数年前から自宅で育てています
育てた経験でわかったことや調べた情報を「ベンジャミン図鑑」としてまとめてみました


◆基本情報

学名:Ficus benjamina(フィカス・ベンジャミナ)
科名属名:クワ科 フィカス(イチジク)属
別名、近い種類:シダレガジュマル、ホソバアコウ、ベンジャミン・ゴムノキ
英名:Weeping Fig
品名:ベンジャミン シタシオン
近い品種:バロック
耐寒性:最低温度5℃
耐暑性:強い
原産地: インド、東南アジア、オーストラリア
花言葉:「永遠の愛」「友情」「信頼」


特徴

ベンジャミンは代表的な観葉植物の一種でガジュマルやゴムノキなどの仲間です
幸福をもたらす木と知られ、花言葉もポジティブなものであることから縁起ものとしてプレゼントされることも多いです

原種は光沢のあるたまご型の葉っぱが特徴ですが、白い斑が入った種類や葉っぱが丸まっている種類など多くの種類が流通しています
また幹が柔らかいため、ねじった形状や三つ編みにしたりと自由に形状を変えられインテリアとして人気です


葉っぱの特徴

シタシオンは通常のバロックと同じように葉っぱが丸まっているのが特徴です

白い斑が入ったものをシタシオンと呼ぶことが多いですが、
バロック斑入りと表記されているものもあります

色々調べてみるとバロックよりも葉っぱが大きくカールが緩いものをシタシオンと呼ぶそうです
葉っぱが一周以上カールものをバロック、一周しないくらいのものがシタシオンのようですね
斑入りバロックとシタシオンの見分け方は非常に難しいです

斑がないシタシオンも存在する気がしますが、私が見た限りではシタシオンの斑がないものを見たことはありません








◆育て方



場所

ベンジャミンは日当たりのいい環境を好むため、日なたから半日陰の場所が適しています

急な環境の変化で葉を落としやすいです
2週間ほどで収まりますので頻繁に置き場所を変えることは控えましょう
また乾燥に弱いため、エアコンなどの風が当たらない所に置きましょう


冬越し

室内で5℃以上保てば越冬します
窓際付近は冷え込みやすいので注意しましょう

私が育てた環境では野外でも越冬しました
屋根の下で霜が当たらないように管理すれば0℃以下でも可能です
ただし葉っぱを落としかなり弱ってしまうため、冬はできれば室内での管理が望ましいです


水やり

春から秋はベンジャミンの生育期です
土の表面の土が乾いたらたっぷりと鉢底から水があふれるまで水を上げましょう
特に夏は毎日水をあげるくらいのペースで大丈夫です
鉢受け皿に溜まった水は根腐れの原因になるので都度捨てるようにしましょう

冬は休眠期のため水やりは控えます
月に数回程度に減らしましょう
乾燥気味に育てることで耐寒性も上がります

たまに葉水(葉っぱに水をかける)をすると光沢のある葉っぱが保たれきれいです



用土

市販の観葉植物用の用土で問題ありません
鉢の底に軽石等を敷くと根腐れしにくいです


植え替え

ベンジャミンの植え付けや植え替えは4月から8月の気温の暖かい時期に行いましょう
植え替えの際はあらかじめ水やりを控えて土を乾燥させておき、植え替えてからたっぷり水をあげます


肥料

春から秋の成長期に肥料をあげるとよく育ちますが、
ベンジャミンは強い植物のため肥料が無くても問題なく育ってくれます


病気、害虫

風通しの悪い場所や梅雨時、枝葉が生い茂った内側などは
カイガラムシやアブラムシ、ハダニが発生しやすいため注意が必要です
市販の薬剤で駆除しましょう

葉水をあげることである程度対策することもできます


増やし方

ベンジャミンは挿し木で増やすことができます
成長期の春から夏に行うと成功率が高いです

枝を10cmほどで切り、枝先についてる葉2、3枚を残してそれ以外は切り落とします
水につけておくと根っこが出てきます
土にそのまま挿す場合は水を切らさないようにしましょう

なお、ベンジャミンをカットすると切り口から白い樹液が出てきます
肌の弱いかたはかぶれることがありますので注意しましょう


◆まとめ



今回は「ベンジャミン シタシオン」の特徴と育て方を紹介しました
丸まった葉っぱがかわいいベンジャミンです

斑が入っているのでバロックよりも明るい印象ですね

ベンジャミンは初心者の方でも育てやすい観葉植物です
ぜひチャレンジしてみてください

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