【多肉植物】樹氷(ジュヒョウ) 特徴と育て方【たにく図鑑】

2021/03/20

セダム 多肉植物 多肉植物-たにく図鑑

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【多肉植物】樹氷(ジュヒョウ) 特徴と育て方【たにく図鑑】



多肉植物が好きで育てています
育てた経験でわかったことや調べた情報を「たにく図鑑」としてまとめてみました




◆基本情報

種類、属名:多肉植物 ベンケイソウ科 セダム属(セデべリア)
別名、近い仲間:スノージェイド 玉つづり

成長時期:春秋型
耐寒性 :強い 霜が当たっても大丈夫
耐暑性 :夏の直射日光は避ける
原産地 :不明
花   :白っぽい花
紅葉  :葉先が赤くなる
休眠  :夏冬

特徴

樹氷は表面がつるっとした細長い葉っぱが特徴の植物です
葉っぱの色は一年を通して白っぽい緑色で雪が積もったような色合いです

セダムとエケベリアの交配種で誕生しました
スノージェイドや玉つづりに似ていますね

名前の通り寒さに強く、私が育てている環境では霜に直接当たっても元気です
逆に夏の暑さは少し弱いようで、日焼けを起こしてしまうので直射日光は避けましょう

茎がするする伸びその先端に花を咲かせます
秋から冬には葉先がほのかに赤くなり紅葉します





紅葉した樹氷



◆育て方

場所

日当たりが良く風通しの良い場所が最適です
高温多湿に弱いため、梅雨の季節は雨の当たらない所へ置いてください

夏場は高温になるため植木鉢をコンクリートの上に直接置かないように注意しましょう
寒さには強いため凍らない程度であれば、外に置いて雪や霜にあたっても大丈夫です

水やり

多肉植物は水分を葉っぱに蓄えることができるため乾燥に強い植物です
水やりは控えて乾燥気味にすることが上手く育てるポイントです
水分が多いと徒長しやすくなってしまい見た目が悪くなってしまいます

樹氷は水が足りなくなると葉っぱがしわしわになるため
その時が水を上げるタイミングです

「春秋型」の多肉植物です季節によって水やりの頻度を変更しましょう
春秋:日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水をあげましょう
夏 :夏は休眠期のため水やりを控えましょう
   月に数回程度が目安です(梅雨時期は特に注意)
   水を上げる場合は夕方など涼しくなってからあげましょう
冬 :水やりを控えましょう、月に数回程度が目安です

用土

市販されている多肉植物用の土がおすすめですが、観葉植物用の土でも問題ありません
できるだけ水はけがよいものがおすすめです
軽石とかを土に混ぜましょう




肥料

肥料を与えなくても問題なく成長します
成長を早めたいときは薄めた液体肥料を葉っぱにかからないよう注意し与えて下さい
肥料を上げる時期は春と秋がおすすめ

病気、害虫

春から秋にかけて、アブラムシやカイガラムシが発生することがあるので注意してください
風通しが悪いとカビが発生する可能性があります

特にカイガラムシが付きやすいので白いゴマのようなものがついていたら取りましょう




植え替え

植え替えに最適な季節は春と秋です
根の生育が早いため1年に1回程度植え替えましょう
根が増えすぎると鉢の中で根が詰まり水を吸収しにくくなってしまいます

植え替える際は古い土を落とし新しい土だけにしましょう
根っこも弱っているようならカットして新しい根の発根を促します

増やし方

挿し木でどんどん増やすことができます
葉っぱが密集している場合は葉を間引きしてからカットしましょう

間引きした葉っぱは少し難しいですが葉挿しも可能です

水は根が出る1週間くらいは控えましょう




◆まとめ

今回は樹氷の特徴と育て方を紹介しました
名前の通り白くて、するっとした葉っぱはが特徴の多肉植物です

可憐で美しいですね
真夏の暑さを和らげる涼しい印象を与えてくれます

とても強い植物なので失敗することも少なく初心者でも育てやすいと思います
他の多肉植物とは葉っぱの形状が違うので、寄せ植え等にも存在感がありおすすめです

一年を通してキレイな姿を見せて楽しめる多肉植物ですよ


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