かわいい!多肉植物のセダムを育てよう!
ぷっくりしたフォルムが可愛らしい多肉植物。
たくさん種類のある多肉植物の中でも、セダムという種類は育てやすく、一年を通して楽しめることから人気が高まっています。
今回は、そんなセダムの特徴や魅力、基本的な育て方をご紹介いたします。
多肉植物の特徴
小さい葉
セダムの一番の特徴は小さな葉っぱです。小さな葉がぎゅうっと密集して生えているので、まるで上質なカーペットのような多肉植物です。
寄せ植えでは、大きな葉の多肉植物の隙間を埋めるように植えられていくことが多いです。
小さい葉っぱがこんもりと広がっている様子はとっても素敵ですね。
春は花が咲き、秋は紅葉する
春から初夏にかけては小さな黄色い花が咲きます。
星形の花がいくつも咲くので、まるで花火のフィナーレのような美しさです。
そして、秋になり段々と寒くなってくると、ぷっくりした葉が先の方から赤く紅葉してきます。
紅葉したての頃は赤と緑のグラデーションが、完全に紅葉すると真っ赤に燃えるような深紅に染まった様子が楽しめます。
一年を通して変化があり楽しませてくれます。
繁殖力が強い
セダムは繁殖力が強いことも有名で、とても育てやすい品種です。
鉢からこぼれたセダムがそのまま繁殖し、地面いっぱいにセダムが広がっていってしまったという方も少なくありません。
こぼれ落ちて広がった多肉植物もかわいいですよ!
セダムの育て方
置く場所
日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。
寒さにはとても強いので、外でも元気に育ちます。
逆に、梅雨など高温多湿の時期が苦手なので、雨が続くような時は、雨の当たらないところに避難しましょう。
また、日差しが足りないと徒長や病気になりやすいので、葉の様子を見ながら元気に育つ場所に置いてあげてください。
水やり
ぷくぷくの葉の部分にたくさん水分を蓄えているので、水はあまり必要ありません。乾燥していたらちょっとあげる、というくらいで上手に育ちます。
春と秋に活発な種類なので、この季節は土が乾いたらあげましょう。
逆に夏と冬は月に1回程度に控えた方が元気に育ちます。
増やし方
基本的には挿し木で増やしていきます。一番簡単な方法は、セダムの先の方をハサミでカットして、地面にばらまくだけです。
しばらくすると、根が生え育っていきます。
この時に、一週間ほど水を与えないようにすると、成功する確率が上がります。
まとめ
乾燥や寒さに強いセダム。
多肉植物を育てるのが初めての方でも簡単に育てることができます。
花が咲いたり、紅葉したりと、四季を通じて楽しめるのも魅力の一つです。
湿度にだけ注意していれば、元気に育ってくれます。
ぜひ、多肉植物を始めたいという方におすすめの種類です。