【多肉植物】虹の玉(ニジノタマ) 特徴と育て方【たにく図鑑】

2021/05/30

セダム 多肉植物 多肉植物-たにく図鑑

t f B! P L

※記事内に広告が含まれています


【多肉植物】虹の玉 特徴と育て方【たにく図鑑】


多肉植物が好きで育てています
育てた経験でわかったことや調べた情報を「たにく図鑑」としてまとめてみました

多肉植物の寄せ植えといえば、大体入っている虹の玉
虹の玉は多肉植物のセダムという種類の一つです

粘土で作る多肉植物などでも、必ずと言っていいほど、作り方が載っている有名な種類ですね
細長くぷっくりした葉が特徴的で、育てるのも簡単なので人気がある種類です
今回は、虹の玉の魅力や育て方のポイントなどをご紹介します

◆基本情報

多肉植物 ベンケイソウ科 セダム属
別名 ニジノタマ

成長時期:春秋型
耐寒性 :強い
耐暑性 :やや強い
原産地 :南米
花   :黄色い星型の花
紅葉  :赤く紅葉
休眠  :夏冬

特徴

葉っぱがぷっくりとしているのが特徴です
春から秋にかけて上に成長していきます

多肉植物の中でもポピュラーな種類で園芸店でもよく見かけると思います
単体でも寄せ植えでも存在感を発揮し、育てるのも簡単なのでおすすめの多肉植物です

紅葉した虹の玉

ぷっくりした葉

細長くぷっくりした葉が特徴的な虹の玉は、ジェリービーンズのようと表現されることもあります
つやつやした表面に反射する光がまるで虹のようにキラキラと輝いていたことから、虹の玉と名付けられた…かはわかりませんが、詩的な名前がぴったりなほどに美しい光沢が魅力ですね

春は花が咲き、秋は紅葉する

春から初夏にかけては、小さな黄色い花が咲きます
星形の花がいくつも咲くので、まるで花火のフィナーレのような美しさです

秋になり段々と寒くなってくると、ぷっくりした葉が先の方から赤く紅葉してきます
紅葉したての頃は赤と緑のグラデーションが広がりとても美しく虹色になります
冬になり完全に紅葉すると真っ赤に燃えるような深紅に染まった様子が楽しめます

写真を撮るときのポイント

室内の光でもきれいな写真が撮れますが、自然光での撮影をおすすめします

光沢のある表面が特徴的な虹の玉ですので、自然光のような色々な光が混ざっているところで撮影すると、虹の玉の表面の反射がより複雑な色になるのでおすすめです

接写レンズで葉っぱの表面の写真を撮ると光沢がよくわかりますよ





◆育て方

場所

日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます
寒さにはとても強いので、外でも元気に育ちます
逆に、梅雨など高温多湿の時期が苦手なので、雨が続くような時は、雨の当たらないところに避難しましょう

また、日差しが足りないと徒長や病気になりやすいので、葉の様子を見ながら元気に育つ場所に置いてあげてください
夏を除いた季節は直射日光に当たる場所においても問題ありません
しかし夏場は日差しが強すぎてしまうため直射日光の当たらない場所に置きましょう

結構置き場所により成長が変わります
私も育てていていまだに最適な場所はわかっていません…
多肉植物は奥が深いので、それぞれのお家で最適な場所を探してみてくださいね

水やり

虹の玉はぷくぷくの葉の部分にたくさん水分を蓄えているので、水はあまり必要ありません
乾燥していたらちょっとあげる、というくらいで上手に育ちます

春と秋に活発な種類なので、この季節は土が乾いたらあげましょう
逆に夏と冬は月に1回程度に控えた方が元気に育ちます

水を上げすぎてしまうと根腐れや蒸れにより植物が弱ってしまいます
乾燥気味にするのが上手く育てるポイントです


「春秋型」の多肉植物です季節によって水やりの頻度を変更しましょう
春秋:日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいたっぷりお水を  あげましょう
夏 :水やりを控えましょう、月に1回程度が目安です(梅雨時期は特に注意)
   水を上げる場合は夕方など涼しくなってからあげましょう
冬 :水やりを控えましょう、月に1回程度が目安です

用土

市販されている多肉植物用の土がおすすめですが、観葉植物用の土でも問題ありません

肥料

肥料を与えなくても問題なく成長します
成長を早めたいときは薄めた液体肥料を葉っぱにかからないよう注意し与えて下さい

病気、害虫

春から秋にかけて、アブラムシやカイガラムシが発生することがあるので注意してください
風通しが悪いとカビが発生する可能性があります
梅雨時期など多湿になると葉っぱが痛み、葉が落ちてしまいます

植え替え

植え替えに最適な季節は春と秋です
根の生育が早いため1年に1回程度植え替えましょう
根が増えすぎると鉢の中で根が詰まり水を吸収しにくくなってしまいます

増やし方

日差しが足らないと徒長という少し間延びして育ってしまうことがあります
そういう時こそ、虹の玉を増やすチャンスです。

徒長してしまったところの先端部分の茎をカットし、半日ほど切り口を乾かしてから土に植えてみましょう
そうすることで、虹の玉をどんどん増やしていくことができます
もちろん徒長していなくても、同じ方法で増やすことができますよ

ポイントとしてカットしてから半日ほどカット面を乾かした方が病気になりにくく上手く挿し木ができるかと思います

葉っぱだけで増やす葉挿しもできますよ


◆まとめ

セダムの中でもポピュラーな虹の玉を紹介しました

手軽に育てることができる多肉植物のなかの一つです

乾燥や寒さに比較的強い植物なので初心者や今まで植物を枯らせてしまった人でも簡単に育てることができます
多少お世話を忘れても成長し大きくなりますよ

花が咲いたり、紅葉したりと、四季を通じて楽しめるのも魅力の一つです
徒長など少し失敗してもやり直しが利くのもうれしいポイント

ぜひ、多肉植物を始めたいという方におすすめです。


↓応援クリックいただけると嬉しいです!いつもありがとうございます。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 多肉植物へ
にほんブログ村

このブログを検索

スポンサーリンク

QooQ