ベンジャミンを挿し木で増やそう

2021/06/15

観葉植物 観葉植物-ベンジャミン

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ベンジャミンを挿し木で増やそう



ベンジャミンは挿し木で簡単に増やすことができます

ベンジャミンはなかなか花をつけることはないので種から増やすことは難しいです
しかし挿し木で枝をカットし土に植えておくことでカットしたところから根が生えてきて成長していきます
剪定などで枝をカットしたときに同時に挿し木も行うと効率がいいですね




ベンジャミンの特徴

ベンジャミンの特徴をまずはおさらいします

学名:Ficus benjamina
科名:クワ科 
属名:フィカス(イチジク)属
原産地: インド、東南アジア、オーストラリア
和名: シダレガジュマル、ベンジャミンゴムノキ
英名:Weeping Fig
生育適温:最低温度5℃

ベンジャミンは東南アジア原産の植物になります
ガジュマルやゴムの木が仲間です


用意するもの

・ハサミまたはカッター

・パーミキュライトなどの挿し木用の土

・作業用手袋

・(水耕栽培の場合はビン)

挿し木の手順

それでは挿し木の手順を紹介します
ベンジャミンの枝をカットしていきます

カットするハサミやカッターはばい菌が植物に入らないように除菌しておきましょう

1、枝をカット

葉っぱが2、3枚付いたところをカットします
余り葉っぱが多い場合は葉っぱから水分が蒸発してしまい上手くいかない場合があるので
葉っぱは少なくしておいた方が成功する確率が上がります

ベンジャミンは挿し木しやすい植物になりますが、挿し木の成功率は100%ではありません
切り口にばい菌が入ったり水分が足りなかったりと環境によって上手くいかない場合もあることを知っておきましょう
それでも成功率は高く、私の体感で9割以上は成功しています

2、カットしたところを洗う

枝をカットすると白い樹液が出てきます
そのままだと根が出にくいので流水で洗い流しましょう

樹液は手につくとかぶれやすいので注意が必要です
手袋をして作業するようにしましょう

また、樹液が床などにつくと取れにくいです
ベンジャミンはゴムの木の仲間なので樹液がねばねばしていて張り付いてしまうので
汚れるのが嫌な場合は事前に新聞紙などを敷いておきましょう

3、土に植える

それでは土に植えます
パーミキュライト等の殺菌した土がおすすめです

葉っぱの下まで土に植えるように挿していきましょう
土はあまり深くする必要はありません、浅くても茎がしっかりと土に埋まっていれば大丈夫です

植えたらしっかりと水を上げましょう
全体にしっかり水がいきわたるようにたっぷりと上げます

4、水やりと管理

挿し木をしたらあとは根が出るまで水が切れないようにしっかりと水を上げましょう
水が切れて乾燥してしまうと失敗してしまうので、絶対に水は切らさないようにしてください

2週間から1か月ほどすると根っこがでてきますので、そうなったら植木鉢に観葉植物用の土を入れて植え替えしましょう
小さいベンジャミンの誕生です
このままインテリアとして楽しめます

水耕栽培で挿し木
水耕栽培でも挿し木をすることができます
水耕栽培なら水切れを起こす可能性を低くできるので成功率が上がりますのでお勧めです

水耕栽培のやり方
枝をカットしたらビンなどに水を入れて、枝を水につけるように入れます
葉っぱまでは水につからないように注意しましょう

これだけで2週間くらいで根っこが出てきます
水耕栽培なので根っこが出てきたタイミングがわかるのでわかりやすいですね

根っこが2センチほどまで伸びたら植え替え可能です
植え替え後はしばらく水を切らさないように注意しましょう




まとめ

今回はベンジャミンの挿し木の方法を紹介しました
通常の土で挿し木をする方法を水耕栽培の方法を紹介しました

どちらでも簡単に増やすことができますが水耕栽培のほうが根っこの状態がわかるので見ていても楽しく育てることができるかと思います

どんどん増えていくのは楽しいですね
たくさん増やしてベンジャミンの美しい姿を楽しみましょう


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